ファッション化する人生
2006年 09月 05日
ベストセラーのパクリのようなタイトルですいません。
でも、最近、そんな傾向を感じるんです。
中身の無い見てくれの人生のファッション化が進んでいる印象を受けている。マーケティング的なセグメントで言えば、ニューリッチ層(一代で財を築いた層)、ニューラグジュアリー層(ワンランク上の商品・サービスを嗜好する層)とかのセグメントが、単に商品・サービスの消費に満足できず、人生の時間にも流行を求めてしまっていると思うのだ。
例えば、最近、「料理できる男はカッコ良い」とか言う風潮があるらしく、料理を始める若い男性が多いらしいんです。
高校生がさ、ホットドッグプレスとか読んで、モテようと努力するなら良いけど、良い大人がカッコつけたくて料理って、何かダサくない?
僕も料理はします。たぶん小学校ぐらいから好きで、いろいろ作っていた。別にモテたいとかじゃなくて、純粋に自分の好物を自分で作れるようになりたかったと言う可愛くない子供だったのです。コーンポタージュスープに入れるクルトンを小学生で作っていたのは、僕ぐらいでしょう。。。
最近は、健康を意識したり、また料理の奥深さに見せられて取り組んでいます(忙しくて、月一ペースぐらいですが)。
別に服とか車とか”物”でファッションに敏感なのは良いかもしれません、ま、若い奴が分不相応な物を身につけていると、すっごいカッコ悪いと思うけど。
ただ、料理とか、他にも仕事とか教育とか、それこそ友情、恋愛、結婚、子育てなんて人生の中身を衣服のようにファッション感覚でやっちゃいけない。
・ファッション化した料理? どう見ても栄養バランスが崩れます。
・ファッション化した仕事? 中身の無いカラフルなパワーポイントの資料、多いんですよね。給料泥棒です。プレゼンスキルとかパワープレーとかばっか探求してる奴にも困りもんです(僕は見抜きますけどね)。
・ファッション化した教育? 英語を使う機会が無い人ほど、何で英会話学校に行くんでしょうか?まだGCでのトークを磨いた方が実り多き気が致します。
・ファッション化した友情? それは友情じゃなくて、仲良しごっこです。たぶん、裏でそれぞれお互いの悪口を言ってんじゃん。
・ファッション化した恋愛? ママゴト
・ファッション化した結婚? 一寸先は闇であります。
・ファッション化した子育て? そんな親に育てられた子供はホント、犠牲者ですよ。一番、心配。
生きてくと、景気循環(キチンの波ぐらい?)と同じように、それこそ良い時もあれば悪い時もある。一時的なファッションじゃなくて、本質を掴まないと乗り越えないことが、たっぷりとあるはずなのだ。
人生は物のように、簡単に買い替えができないですから。
その内、ファッション化した人生の在庫が、たくさん日本中に転がらないか、僕はけっこう危惧してます。
まあ、熟年離婚なんてのも、ある意味で、ファッション化した人生の成れの果てなのかもしれませんね。そう言う意味じゃ、昔からあるのかも。ただ、皆、そこそこ小金持ってて余裕があるから、ファッション化のドライブがかかっていることは、間違いない気がしますね。
本質を掴んだお金、時間、意識の使い方を学びたいものだし、僕より若い連中にはそれを語っていかなきゃなと思っている次第であります。
でも、最近、そんな傾向を感じるんです。
中身の無い見てくれの人生のファッション化が進んでいる印象を受けている。マーケティング的なセグメントで言えば、ニューリッチ層(一代で財を築いた層)、ニューラグジュアリー層(ワンランク上の商品・サービスを嗜好する層)とかのセグメントが、単に商品・サービスの消費に満足できず、人生の時間にも流行を求めてしまっていると思うのだ。
例えば、最近、「料理できる男はカッコ良い」とか言う風潮があるらしく、料理を始める若い男性が多いらしいんです。
高校生がさ、ホットドッグプレスとか読んで、モテようと努力するなら良いけど、良い大人がカッコつけたくて料理って、何かダサくない?
僕も料理はします。たぶん小学校ぐらいから好きで、いろいろ作っていた。別にモテたいとかじゃなくて、純粋に自分の好物を自分で作れるようになりたかったと言う可愛くない子供だったのです。コーンポタージュスープに入れるクルトンを小学生で作っていたのは、僕ぐらいでしょう。。。
最近は、健康を意識したり、また料理の奥深さに見せられて取り組んでいます(忙しくて、月一ペースぐらいですが)。
別に服とか車とか”物”でファッションに敏感なのは良いかもしれません、ま、若い奴が分不相応な物を身につけていると、すっごいカッコ悪いと思うけど。
ただ、料理とか、他にも仕事とか教育とか、それこそ友情、恋愛、結婚、子育てなんて人生の中身を衣服のようにファッション感覚でやっちゃいけない。
・ファッション化した料理? どう見ても栄養バランスが崩れます。
・ファッション化した仕事? 中身の無いカラフルなパワーポイントの資料、多いんですよね。給料泥棒です。プレゼンスキルとかパワープレーとかばっか探求してる奴にも困りもんです(僕は見抜きますけどね)。
・ファッション化した教育? 英語を使う機会が無い人ほど、何で英会話学校に行くんでしょうか?まだGCでのトークを磨いた方が実り多き気が致します。
・ファッション化した友情? それは友情じゃなくて、仲良しごっこです。たぶん、裏でそれぞれお互いの悪口を言ってんじゃん。
・ファッション化した恋愛? ママゴト
・ファッション化した結婚? 一寸先は闇であります。
・ファッション化した子育て? そんな親に育てられた子供はホント、犠牲者ですよ。一番、心配。
生きてくと、景気循環(キチンの波ぐらい?)と同じように、それこそ良い時もあれば悪い時もある。一時的なファッションじゃなくて、本質を掴まないと乗り越えないことが、たっぷりとあるはずなのだ。
人生は物のように、簡単に買い替えができないですから。
その内、ファッション化した人生の在庫が、たくさん日本中に転がらないか、僕はけっこう危惧してます。
まあ、熟年離婚なんてのも、ある意味で、ファッション化した人生の成れの果てなのかもしれませんね。そう言う意味じゃ、昔からあるのかも。ただ、皆、そこそこ小金持ってて余裕があるから、ファッション化のドライブがかかっていることは、間違いない気がしますね。
本質を掴んだお金、時間、意識の使い方を学びたいものだし、僕より若い連中にはそれを語っていかなきゃなと思っている次第であります。
by dskblog
| 2006-09-05 01:45
| 想い